まるで短編小説を読んでいるような映画。
それでいて、映像のボキャブラリーが多彩で流石ウェスアンダーソンだなと思わされた17分間でした。
腹の上で毒蛇がいると言う男を助けようとする主人公と医者の物語。
オチは結局は…という感じでなんでけど、この短い間とこのハラハラとさせるセリフ運びと映像作りが特徴的で面白い。
医者に罵る男の様を見ると、毒というのは人の思い込みと、引くに引けないというプライドの問題でもあるのかなと思わされるお話。
ショートショート好きなら絶対好きと思える作品かもです。
原作小説も読んでみたい。