このレビューはネタバレを含みます
一手ずつチェスをやるのも良いし、手の込んだ準備をしてすれ違う時に披露するのも良い。
雇用主?のおじさんも面白いキャラクター。
字幕や吹替の必要がなく、そのまま楽しめる映画。
最後、切れた線を車椅子のおじさんが繋いで直し、少女が乗って果物をぶっ飛ばしたシーンで、なぜかゴンドラとミニシアターが重なった。
利用者が多いわけではないけれど、必要な人には必要なもの。ギリギリで支えている感じ。途切れそうな時には、利用者が支え、次に繋いでいく。
とすると、線を切ったあのおじさんは、映画以外の娯楽であるかもしれず、動画配信サイトであるかもしれず、そういう時代の流れかもしれない。