意図を持つことの力強さ
と思ったんだけど、やはりエンタメとしてはどうなんだと数日経って思い出した。
前提として、現実へのアンチテーゼなので存在するだけで意味はあるのだが、
状況は流れ進んでいくばかりで、登場人物が状況を好転させようとして工夫をとらない
特に監督は、もうすこし政府と選手を巧みに説得してほしい。政府から辞退の要請が来たのがだいぶ序盤なので、準決勝までは戦わせますとかいうくらいしても良い
それは現実ではそういう反論が許されないのかもしれないけど、でも結構語気荒く反論してた
かつ、ああいう状況に追い込まれる可能性があるなら、なにかしら準備はしてないものか
そういうのがなくても十分緊迫感はあって面白く、フェイクドキュメンタリー的に楽しめたけど、脚本としてはやや薄さを感じた