Yoko

接吻泥棒のYokoのレビュー・感想・評価

接吻泥棒(1960年製作の映画)
4.4
DOMMUNEで菊地成孔・大谷能生コンビが紹介していた東宝名作。
OPクレジット、マジで最高です!気絶した団令子にラーメンどんぶりの水(というか麺が残っていたぽいしあれスープか?なんだ?)をぶっかけ、口移しで目が覚めてからの、黛敏郎手掛ける交響曲ドーンですよ。もうむちゃくちゃなシーンなんだけどこれはかなりスタイリッシュでしょ。花丸!
見るからにボクサーの体系とはいいがたい宝田明、今で言うと吉沢亮にも雰囲気似ててまぁ色男ですわ。
宝田を巡る女性陣、ダンサーだけはちょっとキャラ弱いけどみんなキャラ立ちしてて良い。
蛇屋?がたたずむ橋下のセットの怪しげな雰囲気、石原慎太郎オチも斬新だよなぁ。
ほとんどのキャストが亡くなっている中、御年89で現役の草笛光子大先生が今でも魅力的なのは本当にすごいことだと思います。
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