接吻泥棒の作品情報・感想・評価

「接吻泥棒」に投稿された感想・評価

mmmcy

mmmcyの感想・評価

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印刷物が重要アイテムだった時代。週刊誌と外国のファッション雑誌。

このころの石原慎太郎と萩原聖人の似ている度を確認。
mingo

mingoの感想・評価

3.5
川島にしてはおもんないが、宝田明の接吻はまさに接吻泥棒にして恋の泥棒。心の盗人はおまえだ宝田。宝田のアイドル映画。団令子は顔団子でやはり微妙だが2本目成瀬「放浪記」でも好演技の草笛光子の熟した女の色気が意外にも良い。ラストのボクシングの展開も特に見応えもなく、石原慎太郎「おれに女は書けねえ」もきわめてダサいし、結果微妙。川島にロマンティックコメディやらすのは違うかな、
パパラッチにキス写真撮られ、タイトルロールからそれが週刊誌の表紙になるのにいきなりグッときた。

団ちゃん、最初は真ん中に寄った丸顔と太眉がどうも苦手だったのだけれど、えーこの人の何処が良いんだろ?と観察しているうちに、どんどん愛着が湧いてしまったな。今回、制服がめちゃカワでした。女子高生なのに化粧が濃いのはご愛敬。

サブキャラの明の女達もそれぞれ見せ場がきっちりあるのが良かった。仮縫い、キャバレーでの乱闘、新珠さんの飛行機操縦シーンどれも楽しい。

ま、あんな格好いい宝田明のボクサーなんて、そりゃモテるわ…
ボクシングの場面も意外と面白いかったです。

ちゃっかり2回も出てくる石原慎太郎が萩原真人に少し似ていた。
しとやかな獣、女は二度生まれるで信頼の川島の東宝作品、どんなものかと観てみたらやはり毛色の違う良さがあった
大いに笑わせてもらったが、勢い余る感じで精度は低かったな、まぁ石原の思いつきみたいな話で、こういうオチだし、肩の力抜いた作品ということか
セスナのシーンが一番笑えたかな

オープニングの洗練はさすがのもの、序盤の会話、カットの早さは相当だった

団さんはまだそこまで好きになれないな
草笛さんはどんどん好きになってきた
新珠さんは藤間紫さんとキャラ似てた

船上ヘビ居酒屋やその周辺など、都市成分も多めで良かった
宝田明演じる女にだらしないボクサーの男(役名高田明w)と4人の女が巻き起こすドタバタラブコメディ、監督川島雄三、原作石原慎太郎

今でいう1人の男をめぐるハーレム的な作品になっていてなかなか羨ましい、描かれる女性がみんなたくましくて主人公がタジタジなのも面白い
団令子
父親が宝田明のタイトルマッチのスポンサーをする関係を利用して付きまとう、お嬢様だけどおてんばな役、大阪弁でよく喋る、吐くシーンもあったりしてゲロイン認定、お堅いキリスト系の女学校に通う
新珠三千代
バーのマダム、ある社長の妾であるがパパが寛容なので結構好き放題してる、セスナ機を操縦するなどアグレッシブ
草笛光子
洋服のデザイナー、社長?部下も数人いるが、さも自分がデザインしたように見せてフランスなどのデザインのまんまパクリ行為も

あと1人はセクシーなダンサー役で北あけみ、その他中谷一郎や上田吉二郎、石原慎太郎自身もわずかに出演、メタ的な演出もあったりする

そんなに期待してなかったけど普通に面白くてオシャレなコメディ、やっぱり女優陣がいいです!あと劇中の何度か登場する蛇づくしの飲み屋が印象的

池袋新文芸坐での宝田明映画祭最終日の2本立てで見たんだけど(もう1本は放浪記)、実は両方とも目当ては別だったり(目当ては主に女優陣)とかのあるある

帰り際ご年配の方が川島雄三っぽくないとかカラーはだめだねぇとか聞こえてきたけど、今思うのはそう言えば黒澤明でもそんなこと言われてるようなくらい、川島雄三作品ほとんど見たことないから、そういう見方出来るくらい精進したいものです
イマイチ。早さ志向のロマンティックコメディなのだが、散漫さだけが目立ちそれほどハジけぬまま終わってしまう。主演・宝田明もちょっと鈍重に映る。
ラストは最悪。作り手側が作品を信じていない。ロマンティックコメディにこういうスカし、シラけ的な態度を持ち込むのはホント良くない。帰宅後すぐ『最高殊勲夫人』のラストを観て口直し。
どなたかの感想にも書かれていたけど、「接吻泥棒」ラストは川島雄三が「幕末太陽傳」でやりたかったことをやったのかなあ、と思った。「俺は女は描けねえ」って石原慎太郎、昔から変わってないんだね。全体的にはイマイチだったんだけど今の自分の気分には軽薄な笑いの感じがちょうどよかったかな。石原慎太郎の色紙からのピンク地に黒明朝タイトルもよかった。
スパゲティを投げたり食べ物を粗末にしていたのが印象的。退屈でもなかったけど、たいして面白くもなかったと思う。
nagashing

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1.5
宝田明と北あけみのおいかけっこは秀逸。北あけみの自室で、別れを切り出した宝田明が怒った彼女に追われて窓づたいに屋根へ、屋根からまた窓を抜けて部屋のなかへと逃げもどり、ドアから追い出されると女子寮の住人たちにとりかこまれて階段を右往左往する。セットのなかを横へ縦へと流れるような動きがとても気持ちよかった。
ほかにも、序盤のカーチェイスや四名が入り乱れるキャットファイト、美術全般のモダンなデザインと色彩感覚など、よいところがないわけじゃない。しかし問題は、前者に代表されるドタバタアクションと、後者に象徴されるロマンティック・コメディへの志向が、完全に齟齬をきたしていることだろう。混沌にも洒脱にも舵を切れず、非常にどっちつかずで、この手の喜劇の中身のなさをまったくごまかせてない。楽屋オチもひたすらさむかった。
籠

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3.9
2017年2本目 旧作日本映画1本目
1,050/2,350

「接吻泥棒」赤コーナーと青コーナーとわかるようにそれぞれの色で画面のかなりの場所を割いて塗り潰して対戦者の紹介をしつつ中山豊と加藤春哉のカーチェイスで始まるぶっ飛びラブコメはこの時代以降には死滅しており残念でならない。川島雄三の埋もれている格調の高くない作品に私は惹かれる。アンパンのへそと呼ばれた団令子が後にアンパン以上の薬物で輝きを失ったいうのも皮肉だ。
沢村いき雄の蛇の扱いが巧みで苦手な人は卒倒するだろう。マムシ料理店なんてまだあるのかな?場所が高架下で川縁で新橋?って今だとどの辺りだろうか?ナイトクラブのパイとスパゲッティの投げ合う所に主役の他に新珠三千代と草笛光子と北あけみと中谷一郎と上田吉二郎がいるのが黛音楽と共に最高だ。
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