祝日映画サービスデー!のハシゴ3本め。
『バッド・キッズ 隠秘之罪』としてドラマ化もされた、中国の小説家ズー・ジンチェンの代表作『The Gone Child』を基に、『デスノート』シリーズの金子修介監督が映画化したクライムサスペンス。
殺人現場を偶然撮影した少年たちが、大金をせしめようと画策し、殺人犯を脅したことから発展してゆく頭脳戦を描く。…というのが表向きの話。
最初から最後まで、ずーっと面白かった♪(≧∀≦)
朝から延べ約8時間のハシゴだったこともあり、さすがに疲れが出るかと心配でしたが、めちゃくちゃ引き込まれて睡魔に襲われる暇も無かったです。
ぶっちゃけ、中盤くらいからオチは読めてしまったけど、ラストで全ての真相が明かされたあとの切なさと言ったら…( ᵒ̴̶̷᷄-ᵒ̴̶̷᷅ )
殺人という非人道的な行為に対して、あくまでサイコパス視点を貫き、ドライに描かれているので、日本人の感覚からすると嫌悪感を抱く人は少なからずいそう。内容的にも、犯罪者の更なる低年齢化を危惧するものでもあるので、子供には観せない方が無難かなと思います。
特筆すべきは、何と言っても殺人者・東昇に扮した、主演・岡田将生ですよねぇ。不敵な笑み、見下したような目線…ゾクゾクしました。子役たちも負けず劣らずの存在感で、特に朝陽役の羽村仁成くんは、どこにでもいそうなビジュアルが返ってリアルかつ不気味な雰囲気を醸していました。脇を固めるキャスト陣も素晴らしかったです ✧
エンドロール後に続編を示唆するカットの挿入があったけど、あれってホントなのかなぁ。。
あまり情報を入れずに観るのがオススメ!
【何事もリサーチが重要】