朝と夜と2度も、市場の屋台で飯を食う場面を挟み入れるサービス精神を有しながらしかしあれはトッポギかしら、2度とも同じものを食ってるだけという事実、或いはそこに意味を持たせるなら彼女は冒険嫌いの保守的な性格と読まれ兼ねない訳ですけれども、が、象徴してますよね。
詰まり、受け手が観たいものを見せのではなく作り手が語りたい事を描くだけの映画だという事ですよね。
んで画は綺麗だけど話はゲロを吐く程に下手だな、ていう。
飽く迄も主人公視点で俯瞰したに過ぎない補完されない物語ならそれの理解は諦めるとしても。
ただただひたすらに決断力に欠く女子が覚悟の足りないままに街ブラする様子を眺めさせられただけだな、ていう。
最後の最後、映画としての閉じ方だけは決まってんじゃねえかこの野郎と思いましたよ、と。