セーラー服と機関銃?
ぐらいな ノリ ですか?😅
センスのない邦題。
まぁ この原題ならこうなるか。😞
英語のタイトルが
『ザ・モンク・アンド・ザ・ガン』🔫🤣
むか〜しのチョウ・ユンファ主演の
「バレット・モンク」を思い出した。👅
この作品の監督の前作「ブータン 山の教室」をスケジュールの都合で劇場鑑賞を逃してしまった。
その後のBS放送も逃してしまい・・・
今回 罪滅ぼしの意味も兼ねて12月の激務の中 老体に鞭打って出勤前に劇場へ。
自身初! ブータン🇧🇹の作品を鑑賞。
2006年。
国王の退位により民主化へと変わりつつあるブータン🇧🇹で選挙の実施を目指し『模擬選挙』を行うことに。
選挙の意味すら 分からない国民たち。
ある村でこの一報を耳にした高僧は 何故か若い僧侶(ムンク)に『銃を二丁 用意しろ』と指示する。
国のため、高僧のため、村のため。
見たこともない『銃』を探す僧侶の小さな旅が始まった・・・
さて本作。 ⚠️ネタバレあり⚠️
オープニングとラストのブータン🇧🇹の自然豊かな映像美を観れただけで 映画館で本作を観た価値があった。
全体的には まぁ ゆる〜い おはなし😅
しかし幾多の騒動、トラブル、ハプニングも含め優しい時間が流れるブータンという国の空気感に心癒される。
『幸せになるために選挙をするのよ。』😄
『今でも十分幸せなんですけど。』🙃
一時期は『幸福度ランキング』で常に上位にいたブータンも近年は全くランキングに姿を見せないようになってしまった。😞
『世界一幸せな国』とまで言われていたブータンに一体何があったのか・・・
ブータンの幸福度が高かったのは情報鎖国により他国の情報が入ってこなかったら と言われている。
『その 黒い水 をください。』
と言ってコカコーラを飲み干すレベルですから。
ネットの普及により他国と比較できるようになり『今の幸せ』に疑問符を立てる国民が増えたのだろう。😖
高僧、若き僧侶、密輸者のガイド
銃マニアのアメリカ人、選挙管理委員会
そして
選挙に戸惑う ある家族。
様々な事情を抱えた人たちを無理なく見事にアンサンブルさせてくる構成はアッパレ!
ストーリーに派手さが無い分 キャラクターたちで見事に補っていて終始 飽きる事なく鑑賞できた。
で結局、 銃でなにすんの?
結構あっけないクライマックスに逆ビックリ😅
『なんじゃそりゃ』と感じてしまった時点で私の心は汚れてしまっているのかな?😭
とにかく。
ブータン🇧🇹の作品を映画館で観れるという貴重な体験が出来ただけで満足なのである。
2024年 12月17日 12:35〜
シネリーブル池袋screen 1
💺142席
客入り 半分以上埋まってた。👏
ここでネタバレトリビア
(本作に心底感動された方は読まないで。)
本作で多くのブータン🇧🇹の村人と若き僧侶がテレビの前に集まって「007/慰めの報酬」を見ているシーンがある📺
しかし・・・
本作の設定は2006年。
「007/慰めの報酬」は
2008年の作品なんだよねーーー!😅