ツネイシ

ありふれた教室のツネイシのレビュー・感想・評価

ありふれた教室(2023年製作の映画)
4.2

校長

『カーラ、私に任せて。

私は経験を積んでいるから。』


いやいやいやいやいやいやいや校長
全然駄目駄目ですがな😅😅😅😅


盗難事件が常態化する学校。

ゼロ寛容方式を掲げて犯人特定に
血眼になる教師たち。

生徒を個別に呼びつけて誰が怪しい
と思うか密告させ、抜き打ちで財布
の中身をチェックし始める。

この行き過ぎた調査で自分の生徒が
嫌疑をかけられた新任教師のカーラ。

彼女は職員室?で小銭をちょろまか
す手癖の悪いビッチを見かける。

これを契機にカーラが仕掛けたある
『行動』が生徒たち、父兄、教師達に
深刻な分裂と不和を生み出してしまう。

何とか事態と収拾しようとするカーラ
だが、あらゆる行動が悉く裏目に出て
本当に息も出来ない程に追い詰められ
てゆく……。

本当に些細な、ありふれた失敗に対し
て我々は寛容で無くなってしまった。

この物語はゼロ寛容方式に徹底抗戦
した聡明な少年の悲劇でもある。

ラストには微かなカタルシスを感じ
てしまいました😅
ツネイシ

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