Taul

ありふれた教室のTaulのレビュー・感想・評価

ありふれた教室(2023年製作の映画)
4.0
『ありふれた教室』なんと濃密な99分なんだろう。言動の行く末が全てしんどくて、シークエンス毎に隣の人がため息をつき、こちらも釣られて息をつぐ。ドイツの中学校というリアリティを感じつつ、今の世界の縮図ではないかとも見られる巧みな脚本。正しさも、確かさも五里霧中になる感覚が辛い。そして邦題も辛い。
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