ありふれた教室の667djpのレビュー・感想・評価

とにかくシナリオと視点の設定が秀逸。コンパクトに崩壊していく学舎を新米教師の目線で語っていく手腕が見事だった。ただオープンエンディング？的なラストは「さすがに今年はこのノリ多過ぎない？」という意味でいささかガッカリもした（この作品単独のせいではない）。

通底するテーマは落下の解剖学と同じだとするならば、やはりそちらを推したくなってしまうのは仕方ないかなぁ