のんchan

ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフののんchanのレビュー・感想・評価

4.2
ペドロ•アルモドバル監督作品鑑賞18本目❗️
これは劇場へ行くタイミングに悩んでいたけど...
ラッキー✌️U-NEXTありがとう🙌
劇場1000円なら配信700Pの方が何度も観れて絶対に🉐です。
1度では足りなくて連続鑑賞して大満足😊

ジャケ写のとおり、アルモドバルの鮮やかな色彩🔴🟢🟡の世界観たっぷりだが、今回はイヴ•サンローランのメゾンがタッグを組んでいて、当時にしたら派手な色味を使うが風合いにも拘っていてレトロ感あってオシャレ✨

さて、西部劇でクィアとなるとどうしても私の中のダントツに愛してやまない『ブロークバック•マウンテン』になるけど、チラシの裏には"その答え"となっているらしい。
実はアルモドバルは『ブロークバック•マウンテン』の監督にと打診されていたんですよね。ただ20年前のハリウッドで自分らしいセクシャリティ描写は不可能だと固辞したんですね。
その為もあり、今回はアンサー作品というか、オマージュしてるのだと感じました🥹
作品も監督も大ファンなので意識して観ました🥰


シルバ(ペドロ•パスカル)とジェイク(イーサン•ホーク)は若かりし頃、メキシコの地で雇われガンマンをして出会いデキちゃった関係。その後、会うことなく25年が経ち、シルバは結婚し息子がいる。ジェイクは保安官になっていた。
1910年、ビタークリーク。町である事件が起きジェイクが動き出そうという時、25年振りにシルバがジェイクの前に突然現れる。時を経ても2人の気持ちは変わらずでベッドを共にする。しかし翌朝、ジェイクはシルバのやってきた意味を考えていた...


31分なのであっという間。もっと観たかったけど、2人の演技は渋みたっぷりで申し分ございません。
25年前のワイン貯蔵庫🍷のシーンが最高でした👨‍❤️‍💋‍👨💓
2人に似ているイケメン俳優を選んでいて(アルモドバル好みなんだろな)熱く燃える若いエネルギーがたまらなかった😘


2人の性格が見事に違うところ、シルバの赤いスカーフを25年間クローゼットに隠し持っていたジェイク💞

アルモドバルマジック🪄で、もしもの世界があったなら(ヒースが生きていたとしたら?)こんな風な"奇妙な生き方"だったのかも?
を観せてもらえました。


【追記】
レビュー後3日目。5回鑑賞。回を重ねる度にアルモドバル監督の『ブロークバック•マウンテン』へのオマージュの強さをヒシヒシと感じとられて涙が溢れた😭
スコアは+0.2に上げます。
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