世の中には色んな色があるけど、人間の脳の構造的に、青色が記憶に強く残りやすいらしい。
昔から、「青春」は何で「『青い』春」って言うんかなって何回も考えてた。この映画のタイトルにも「青春」って文字が入ってるし、自然とそのことを考えながら映画に没頭してた。
学生時代の友情とか恋とか、そん中で生まれた感情とか。自分はまだ20年しか生きてないから、そのどれもを鮮明に思い出すことができるし、きっともっと歳をとっても、忘れることなく、綺麗に思い出せるんじゃないかなって思ってる。忘れたくても忘れられないものもあるし、絶対忘れたくないことも沢山ある。そのどれも、きっと脳が勝手に鮮明に記憶してくれてる。だから、「『青い』春」なんかなって。
また立派な大人になった時に、「楽しかったな」って思い出したい。