このレビューはネタバレを含みます
普段この手の邦画の青春恋愛ものは観ないのですが、台南の風景を目当てに鑑賞。
台南とJR東日本(松本、飯山線、只見)の旅の風景がとにかく美しい。半年前に台南に行ってきたばかりなので、あそこか〜とか、そちらにばかり注目してしまった。
岩井俊二のラブレター好きな人はハマる作品だと思う。
が、個人的に岩井作品(スワロウテイル
ラブレター)に全くハマらなかったので、やっぱりハマらなかったな…巷で高評価なのに合わなかった、残念。
作中で、18年前に観たラブレター?もっと前じゃない?と思って調べたら日本では1995年公開でした。当時、青春真っ只中の世代だったけど響かなかったし、ハマらなかったなぁ…(周りの友達は泣いてたけど)
あー、はいはい、どっちか死んじゃう系ね、と思ったらそのまんまだった…(なんで邦画はすぐ美少女を薄命にするんだよ)
そうだね、会いたいと思った時に会っておかなきゃダメなのよ。福島っていうからもしかして震災?と思ったら先天性の心臓病でした、っていうね…
なんでアミは死ぬ前に会いたいと言わなかったのかな?夢を叶える=生き延びるだったから?と考えると残されたジミーにとっては残酷だな、とも思ったり。
片方が亡くなって、それを悼む青春映画…とまとめると身も蓋もないんだけど。
10代、20代の青春真っ只中のカップルのデート映画としては感情移入しちゃって最適じゃないでしょうか……
★は台南(と十份)とJR東日本と主演の許光漢の日本語の上手さに。
何気に日本側は豪華俳優陣揃えてましたね。
追加:許くん、僕と幽霊が家族になった件に出てた子かー!