もしこの映画に対する感じ方が違うとすれば、年齢や経験かもしれない。すでに社会に出て日々を生きている人の方が、もしかすると、より良さが伝わるかも知れない。
ジミーからみたアミはとても大人びていて、儚くて、飄々としてて明るい、つかみどころのない素敵な女の人で。
でも後半で視点が切り替わりアミの視点になると、同じシーンなのに全然違っていて、それぞれの目線で互いへの恋を観たら、それだけで心がぎゅっとなった。
夢を叶えるだけがゴールじゃないし、夢を持つことだけがゴールでもないなと実感。
夜に観るひとり映画にぴったりの作品。
帰り道ひとり歩きながらもずっとどっぷり浸れる最高の時間だった。小説を頭に流し込んだような感じ。
定期的に見返したくなりそう。