良かった。
芝居がかった台詞も、外国語の日本語字幕なら自然に感じられる
展開と結末は少し予想できたけれど、美しい景色と共にロードムービーとして楽しむことができた。
大前提原作があるのと(観るまで知らなかった)、青春映画でデートムービー、というよりは何かしら恋に破れた大人向けで、その年齢には合致しやすいけれど、それでも振り返るまで18年は長過ぎるよ。
ジミーがとても良かった。台湾編はアミのほうが歳上に見えて、日本編では若々しくも苦労した後の顔に思えた。
特に仏壇に向かう前の堪えた表情に引き込まれた。
アミの清原果耶も良かった。ヒロインとしての爛漫さを感じつつ、理想の先輩彼女のような距離感が絶妙だった。けれどあくまでジミーのカウンターだから少し物足りなさも感じていたところ、後から答え合わせのようになぞることで、その苦悩や主体性も感じられた。
旅は良いよな、目的はそれぞれで良いし、動き方ももっと自由で良いんだよなあ。
匂いは想い出になるよな。
アミの絵本は素晴らしいけれど、クオリティ高過ぎてちょい引きそうやったな。
"一休みはより長い旅のため"