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青春18×2 君へと続く道の備忘のレビュー・感想・評価

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)
4.0
普通にストーリー展開もいいし、絵も綺麗だから面白かったんだけど。小さい引っ掛かりが多くて、気になってしまった。

フィルムの絶妙な粗さと、全体的に暗めで青みがかったようなカラートーンが良かった。特に日本の雪と電車のシーンはアングル含めて綺麗だった。

過去台湾を夏、現代日本を冬にして印象をガラッと変えていたので見やすい。

徐々に全てが分かっていくストーリー展開も良かった。

あと、黒木華、松重豊、黒木瞳の日本人ベテラン俳優が強すぎ。うますぎ。

小さい引っ掛かりを羅列すると、全体的にリアリティが強いのに時よりそこからズレた人物や演出があること。
シマダはいきなり漫画のようなコテコテ関西人で違和感あるし、道枝くんも天真爛漫さはいいとして「映えるー」って1人でで電車で言う感じでもないと言うか。
福島は大雪なのに松本と長岡はそうでもないとか。
アミパワーでそんな人気でるかなとか。
ブラジル行くのは嘘なのに、なんで松重豊にまでその嘘つくのかなとか。本当にブラジル行くつもりなら、また生きるの諦めたのかなとか。
18年前のハガキの香水まだ香るかなとか。
17年前に亡くなってるのにアミの墓前に花多すぎるとか。
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