よかった〜〜
まあ、いろいろと「またそんな感じね」って思いたくなる部分はあるんだけど、個人的にはそのダサさがうま〜く薄められた良作になってた。
っていうか、ジミーは自分なのか！？って思っちゃうくらい共感してしまった。
(私も)18で海外行って、慣れないベッドに寝るんだけど、疲れ果ててるから、あと寂しさもあってスーって泣きながら寝落ちした、みたいな記憶あって。
あと中国・香港・台湾人のコミュニティと結構ご飯行くこともあって、中には「お元気ですか！私は元気です」って知ってるかって聞いてきた人もいて。当時「えー岩井俊二知ってるんだ、映画好きなんだね」って、むしろ同年代の友達で知ってる人がいないくらいの感じだったので、びっくりしたのを覚えてる。
そんで、18で当時恋愛してたとき、うまくかわされてショック受けたりとか、したした〜！って思い出したり。
個人的にドンピシャな演出, 設定が多かったからハマってしまった。あんまり共感できない人には「また○○モノね」で終わってしまうかもしれない。
なんかパストライブス的な部分を期待してたら、あっ！そっちかー！ってなって、でもこの原作のエッセイっていつ書かれたものなんだろ？例の○○ブームな時代だったら仕方ないか、、と思う。
でもエドワード・ヤンっぽさ、岩井俊二っぽさのある絵力とかさ、なんか、他のいわゆるアレ、よりは良くない！？
そんないろいろを思いながら、ちゃんと藤井道人的な極道も一瞬いて、面白かったです。
通して、私は大切な人ともっと一緒に過ごしたいなって思いましたので、観た人が自分の大切な人を思い出してくれたらいいなあと思った次第です。
