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青春18×2 君へと続く道のyassoonのレビュー・感想・評価

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)
3.7
感想が難しい…。

あまり情報も入れずに観に行ったので、途中『お!会いに行くの?日本版パスト・ライブスか?どうなるどうなる?』と思って若干ウキウキしてしまってホントすみません…。タイトルが「青春18×2」だから、ジミーもアミも18歳設定なのかな?って勝手に思ってた。アミ4歳年上か。

『Love Letter』リファレンス、アジア映画あるあるで、岩井俊二人気を見せつけられる。そんな『Love Letter』、実は観たことないですが…XG"Winter Without You"のMVで初めて知ったシーン。ラストでジミーが「お元気ですかーっ!」って叫んだらどうしようかと思った。

シュー・グァンハンさんの演技が良かった。どこかコン・ユっぽいというか。基本が優しそう。満たされない何かを探し求める系(勝手な解釈)。特に現在のシーンはどれも良かった。台湾側の他キャストには今ひとつ乗り切れず。良かったのはジミーのお父さんと居酒屋店主くらいかな。

清原果耶さんって映像で見るたびに何か患ってる役なので心配になる。彼女の素なのかなんなのか、いつも複雑な表情をしてるなーと思ってる。笑ってても泣いてる表情に見えるし、泣いてても笑ってるし。彼女の設定として、劇中、結構日本語で長い期間押し通すんだなと。中国語がもう少し出来る役にしてあげても良かったのでは。生活して働いてコミュニケーション取ってるんだから。日本人がカラオケで働いてるだけでお店があんなに繁盛するくらい話題になるのか…。

服務生=中国語で「従業員」。カラオケ店のね。なるほど。

エンドロールで流れるミスチルの書き下ろし曲、桜井さんの声に大きな時の流れを感じたまま終了。劇伴は盛り上がるところで盛り上げてて役割を果たしていたと感じた。

起きた事を双方の立場から答え合わせする演出好き。『ソウルメイト』もそんな感じだっけ。あれも旅がテーマにある映画だったな。少し似たテイストを感じた。

この人生は短い旅なので、親密度に関わらず出会う人は誰でも『もう会えないかもしれない』というつもりでナイスに接しようと思った…という小学生でも書ける感想ですみません。
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