このレビューはネタバレを含みます
清原果耶に強がりとしての笑顔をさせているのは素晴らしいです
でも、あんこの部分(台湾の思い出)が本当におもんないのに死ぬほどラストでそれを擦るのは……海の場面、楽しさ共有できず。疑似家族が弱すぎる。あと、日本の「旅」で出会う人らの魅力の無さはなんなんだ……
「今ここ」から逃げ出すための旅から「今ここ」に向き合うことを決めたアミと、「今ここ」に向き合い続けてしまった結果として、逃避の旅へ行くジミーの、追いかけっこ的構造はプロットとしては面白いけど、やっぱりくどい
カラグレで時間軸区別つけてたのを、ランタンの場面で交錯させるのは、リズムの付け方として面白いし、そこで再開しないんだ!となるのは良かった。その後、この映画のケレン味の部分に向かうわけだけれど「神様も意地悪だよな」が興醒めセリフすぎる。伏線のつもりなのか???
一期一会の良さ、限られた時間にたった一度出会った人が人性に与える影響のインパクトを布教したいとしても、台湾編のインパクトの小ささ、日本で出会う人のわざとらしさがどうしても目についてしまうね。
アイテム盛り込んでる割にあまりまとまってない。電車、絵、香水。