台湾を舞台に、快活でピュアな台湾人青年と、笑顔が輝くバックパッカーの日本人女性の、ひと夏の思い出。
藤井監督が描く台湾には興味があったし、日本人女優では好きな部類の清原果耶、そして最近何かと目にするシュー・グァンハンということで、珍しく楽しみにしてた邦画だったのだけど、ちょっと物足りなさを感じてしまったな。
泣く気満々だった割に泣けなかった。
もっとこうしてくれよ!あの子可哀想だろ!ってことが多々あったのがひっかかってるんだけど、映画としてはそうするしかなかったのかなー。原作はどうなんだろう。
風景の描き方や見せ方は、さすが藤井監督、優しくて美しかった。
何にせよ、シュー・グァンハン大優勝映画であることは間違いない。