このレビューはネタバレを含みます
前半に数年前に戻り回想シーンがあるので、シリーズものを見ていなくても大丈夫だった。ひとことで言うと『タイガーに翼』癒やしの色より癒やしの音楽で。
インドやロシア、オーストリアほか世界各地でのロケ。息をのむほどの自然の美しさ。バイクやカーアクション。市電や地下鉄、ヘリ、そして馬まで。なんといってもハマムでの闘いがハラハラドキドキ。爆破されるつり橋、ヘリに飛び移ったりと（そんなバカなと思っても楽しめる）。
（私にとってスパイ映画は内容をつかむのが難しいのですが）こちら｢タイガー裏切りのスパイ｣はISIとRAWの関係が近づいたり、同胞の裏切りなどすごくわかりやすい。ただ、味方の（残酷な）犠牲にショック。
タイガーはもちろん、ゾヤのアクションがすごい。ため息が出るほどの美貌に目が離せない。もちろんダンスも（思ったより控えめですが）あります。とにかくゾヤの美しさ。そしてタイガー役のサルマーン・カーンさんのアクション。年齢的に心配ですがこれからも楽しみ。
⭐︎気になったところは、宗教の違いや歴史的対立する国の話なので、お互いの感じかた、受け止めかたが心配。楽しんで見ていていいのか不安になった。
