まさに韓国映画の革命作。
公開当時は「韓国でタイタニックを超える大ヒット!」と宣伝されてたものの、韓国の映画を観たことも聞いたこともなかったのでかなり上からナメてた記憶。蓋を開けてみて驚愕。ハリウッドアクション超大作にガチンコで挑み肉薄する迫力に度肝を抜かれた。パワフルなストーリーライン、臨場感のあるガンアクション、圧倒的なスケール感。そして南北分断を象徴するロマンス。その全てが一級品だった。ちょうど邦画のアクション映画として孤軍奮闘していたあぶない刑事に(一端の)終止符が打たれたタイミングでもあり、日本映画に対抗するアクション映画は存在すらせず、そのレベルの違いにかなりショックだった。
あれから25年。その輝きはデジタルリマスターでさらに磨かれその完成度の高さに改めて驚かされた。RGB4Kレーザー&LIVEサウンドのビッグスクリーンで上映してくれたチネチッタさんに感謝です。