opathy

夜のまにまにのopathyのレビュー・感想・評価

夜のまにまに(2023年製作の映画)
3.8
大きな出来事はないのだが見ていて飽きなかった。恐らくだが、街が丁寧に扱われているからだと思う。トークショーも観たが監督の暮らしている街だときいて納得した。自分にとっては知らない馴染みない街なのだが、特別なものはないのにどの背景も特別な魅力が感じられる。好きな街を舞台に作品を作るとこう映るのだろうなと知ることができた。カメラも並走しながら進む映像が個人的に大好きなので、心踊る時間が何度もあった。夜の空気の冷たさも感じられるのだが、なぜか同じくらいあたたかみも伝わる映画だった。肉まんを食べたくなる。
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