せき

水平線のせきのレビュー・感想・評価

水平線(2023年製作の映画)
3.7
他者を知ろうとすることは尊いことかもしれないけど、完全に理解することは決してできない

SNSで他人の思考に気軽に触れられる分、自己と他者の境界があいまいになりがちな世の中
その悲しみも怒りも苦しみもその人のもので、自分の感情や考えを発散する道具にしてはいけないなあと改めて思った

舞台挨拶によると初稿段階のタイトル案は「骨を砕く」だったとのこと
骨を砕く:主演ピエール瀧
似合いすぎて別ジャンルに思われそうで笑った
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