せきさんの映画レビュー・感想・評価

せき

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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.5

音出したら死が待ってるのに割と大らかに生活を営んでいてつっこみながら観るのに最適!

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.3

笑いと可愛らしさとちょっぴりの切なさ

2分のループでどうやって90分?と思いきや、2分の連続でしっかりストーリーが展開してあっという間に終わった
やばいヤツもいるけど登場人物みんなのんきだからあんま
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ゴジラ(1954年製作の映画)

4.3

この時代に効果音と画面揺れであそこまで重量感演出できたんだ、とひたすら感動

鉄塔のカットや対策本部の会話等々、その後に影響与えたであろうシーンもたくさんあったし、思った以上にドラマパートが多くて今見
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

動いてるものを口開けながら追いかけちゃうゴジラちゃんかわいい

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

終始不穏な余白と緊張感があってヒリヒリした

他人の、それも亡くなった人の気持ちを勝手に想像することほど野暮な行為はないと思ってるけど、物的証拠のない裁判は最終的に第三者の価値観に委ねられる世界だから
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ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

5.0

映画館で今ここにいる全員がちさととまひろを愛でていると思ったらま〜なんて素敵な空間なんだろうと嬉しくなっちゃった

フォーマル衣装かっこよすぎ
アクションシーンが美しくてなぜか泣きそうになる
池松さん
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.8

設定こそSFだけど、気持ちのすれ違いや相手の個性に対する葛藤に時間をかけて向き合っていく普遍的なテーマで見やすかった

とにかくイスが綺麗で表情豊かでずっと見ていたいぐらいチャーミング
こんな子が自分
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.9

も〜なんなんだよ!と言いながら腹抱えて笑ってしまった自分の感性が不安
唯一無二の作品を作れるって強い

ポセイドン・アドベンチャー(1972年製作の映画)

3.4

この状況でパニックにならず有益船オタ知識で目的地決定付けた男の子、将来有望すぎる

ラストマイル(2024年製作の映画)

4.5

「労働は悪」
なんて冗談まじりに言われがちだけど、本当に悪いのは「何かを犠牲にして成り立つ社会」「価値ある仕事に正当な対価を払わない組織」という根本的問題を真っ向から突きつけられた

利益や目先の便利
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マシニスト(2004年製作の映画)

3.7

身の回りで起きる不穏な出来事が第三者によるものか、それとも幻覚や夢遊病なのか、主人公と一緒に疑心暗鬼になりながら迎えたラスト
物語の展開として好きな着地点だった

たくさんねむろうね

ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.5

楽しいから一生懸命やるのも、一生懸命やるから楽しくなるのも、どちらも素晴らしい〜
無邪気で純粋なちびクロかわいすぎた
自分もたしかにあの体育館にいた

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.3

ピザとポテチとコークハイをおともに見たかった
自分、ゾの群れに紛れる自信あります!

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

3.5

オータムの言葉数の少なさがそのまま世の中への諦めを表しているようだった
スカイラーの自己犠牲の選択も、本人の意思と関係なく勝手に値踏みされ消費されてきたであろう過去が透けて見えて悲しくなる

肩を寄せ
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女神の継承(2021年製作の映画)

3.7

ホラーはメタ的に楽しむ性分なので演者さんの消耗やばそ〜と思いながら楽しく見れた

海外の土着信仰もの、その文化圏の目線で見たらどう感じるのかいつも気になる
そういう秘密道具ほしい

エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

5.0

なんだこれよすぎる

そよぐ草むらに寝そべって虫の音を聞きながら見上げる飛行機雲
息子を信じ深くは語らず、毎日愛情たっぷりの料理を作る母
興味ごとに一緒に夢中になってくれる友だち
子どもの好奇心をやさ
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桜桃の味(1997年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

音楽もなく淡々としたシーンが進むと思いきや、唐突に本質的な台詞が放り込まれたりしてやけに頷いてしまった
国や文化が違っても人が考えることってそんなに変わらないんだな

バディに共感できる部分が多くてお
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ディナー・イン・アメリカ(2020年製作の映画)

4.8

最高だいすき

社会や家族に馴染めなくても、自分のために怒ってくれる味方がたった1人いるだけでどれだけ救われるだろう
下品で粗暴でモラルもないのに愛があってかわいらしくて泣いちゃった

ちょっとベタな
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アス(2019年製作の映画)

3.8

家族4人が1人ずつ自分の対となる存在と対峙するの四天王戦っぽくてよかった

命かかってるとは言え普通に生活してたらフルパワーで人をぶん殴るのってなかなかできないよなあ
一家全員暴力の素質ありすぎて頼も
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.3

エンドロール後ここまで放心状態になったのはじめて

ある場所のある一時をただ見るだけのもので、考察すること自体野暮なのか?という気もする
するんだけど、気付くと意味を考えてしまう

終盤の布石となる台
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市子(2023年製作の映画)

3.9

そこに至ってしまった境遇
過ちを正しく償えず抜け出せない不幸
現実と感情から目を逸らすために口ずさむ歌

わずか5分ほどに凝縮された2人の穏やかな生活があまりにも幸せでまぶしくて泣く

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.8

お椀のお風呂でビバノンノンしてる可愛らしい目玉のオヤジが、実はこんな愛妻家でフィジカル強くて友達想いでかっこいいなんて…今後の見方が変わっちまうよう

悪しき因習にとらわれた村ってなんで興味をそそられ
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水平線(2023年製作の映画)

3.7

他者を知ろうとすることは尊いことかもしれないけど、完全に理解することは決してできない

SNSで他人の思考に気軽に触れられる分、自己と他者の境界があいまいになりがちな世の中
その悲しみも怒りも苦しみも
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

知能を集結し、仲間と成し遂げる歴史的発明
それ単体で見れば賞賛される、素晴らしいことかもしれない
それでも、実験のシーンを見たら何故これを人に使おうと思えるのか、やるせなさと悲しみと怒りと、色んな感情
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金の国 水の国(2023年製作の映画)

4.5

は〜…本当に素敵なお話、だいすき
心優しい2人が出会って、真っ当に、誠実に対立する国をつないでいく
お互いが自分よりも相手のための最善を考え行動する清らかさがまぶしい

最後にのこったビスケットの話、
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

5.0

「人の命を奪うことは死刑に値する」という倫理観を持ちながら、談笑混じりに電気イス送りでいいだろうと主張する歪さ
SNSで簡単に赤の他人をジャッジしがちな今の時代にも通ずるものを感じてしまった

生まれ
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.8

ゆるファンタジー!
悪意のないきれいな世界というわけでもないし登場人物には重い過去もあるのに、どこか軽やかでのほほんとした世界観がすき

天橋立いつか行ってみたい

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

冒頭から苦手なタイプの性的ワードや描写が続いて残り2時間半耐えられるか不安だったけど、舞台が広島に移ってからは入り込めた

広島のどこかに連れて行って、で向かう先がごみ焼却場なのセンスよすぎ

みさき
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

おもしろかったー!!
こんなにおもしろいなら言ってよ映画館で見たかったよ
世界の命運を託されたボーイミーツガール、大好物

物怖じしない意思強めの主人公に物分かりのいいサブキャラ、SNSも機能してサク
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恋する惑星(1994年製作の映画)

4.3

女々しくてままならなくてぐるぐるしてかわいらしい

テッド(2012年製作の映画)

3.7

テッドが昇格するたびになんでだよ!って言っちゃう

アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

3.4

さよ朝で嗚咽するほどべしゃべしゃ泣いて、こりゃ次作は怖くて劇場では見れないなと思っての今

岡田監督はどうしても男女の描き方が個人的好みに合わないのと、台詞回しがう〜んと思う箇所も多いんだけど、終盤に
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正欲(2023年製作の映画)

4.3

こんなにあっさり擬態相手に出会えるのずるいずるいずるい

その他大勢と違うことは正しくないのか
その正誤を決めるのは誰なのか
ありのままでいいって言えるのは、ありのままで許される側の人間だからじゃない
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