にっきい

スリ・アシィのにっきいのレビュー・感想・評価

スリ・アシィ(2022年製作の映画)
3.2
インドネシア版のMCU、ブンミラゲット・シネマティック・ユニバース(BCU)の第二弾らしい。

メラピ山が噴火してびっくりする話し。
妊婦が「山に呼ばれてる気がする」とか言ってメラピ山の登山をしようとする所から始まるんだけど、普通妊婦さんが登山はしませんよね。
案の定噴火に巻き込まれるんだけど、その火砕流が火の悪魔で妊婦を襲ってくる。
逃げる途中で車は事故して旦那は死亡、妊婦はまだ5ヶ月なのに破水してさあ大変。
突然謎のお婆さんが現れて赤ちゃんをとりあげてくれる…、と、序盤から全速力でストーリーが進んでいく。
その赤ちゃんが成長してスリ・アシィと言うスーパーヒーローになるんだけど、本人はそれを知らなくて育ての親が内緒で格闘技を教えてる。
そしたら金持ちのぼんぼんに興味持たれて八百長試合やらされたり、ぼんぼんの親が火の悪魔の手下だったりと目まぐるしい展開。
テンポ良いし楽しかった。
でもスーパーヒーローとして覚醒するまでが長過ぎる。
多分尺の半分くらいは使ってる。
そして覚醒してからもなかなか敵と闘わない。
しかも闘うたびに悪に取り込まれそうになったりとテンポが悪い。
MCU作品のオープニングにマンガのキャラたちが次々映るのをそのまま真似てやってるし、スリ・アシィは手甲で弾丸弾いたり、腰につけてる布を武器に使ったりとワンダー・ウーマンそっくりの闘い方。
良い部分を取り入れてると言うより丸パクリのレベル。
悪くはないけど取り立てて良い部分も無い普通の作品でした。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2023年12月17日
鑑賞回:8:45〜11:10
劇場名:なんばパークスシネマ
座席情報:シアター② I-4
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:133分
備考:割引
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