ほわいとりりぃ

あんのことのほわいとりりぃのレビュー・感想・評価

あんのこと(2023年製作の映画)
4.0
『あんのこと』

河合優実主演で評価の高い『あんのこと』暗くて重い話しと聴いていたので、鑑賞後回しになってましたが、船堀シネパル最終日だったで、コメディの『スホミの話をしよう』の2本立で鑑賞🎦

実話に基づいた話しとのこと…。

“ 環境 ” の大切さを実感❤️

〈ストーリー〉
覚醒剤中毒の21歳杏(河合優実)は、12歳頃から母親に暴力を振るわれ、売春を斡旋させられる等過酷な人生を送ってきた。ある日、覚醒剤使用容疑で取り調べを受けた彼女は、多々羅(佐藤二朗)という変わった刑事と出会い、次第に心を開いていく。週刊誌記者の桐野(稲垣吾郎)は「多々羅が薬物更生者の自助グループを私物化し、参加者の女性に性的関係を強いている」というリークを得て、慎重に取材を進めていた。しかしその頃、新型コロナウイルスが出現して、杏がやっと手にした居場所や人とのつながりは、あっという間に失われてしまう。行く手を閉ざされ、孤立して苦しむ杏。そんなある朝、身を寄せていたシェルターの隣人から思いがけない頼みごとをされ…。

毒母からは「ママ」と呼ばれ、人の為に生きた優しい杏が、多々羅刑事や桐野記者との交流で自分を取り戻す時間を経て、桐野記者の取材により多々羅刑事が逮捕され、思いがけず隣人から預かった子ども隼人の世話をすることで生き甲斐を見つけるが、最後は…。

暗くて重いと言うよりは、“ 辛くて悲しい ” と感じたのは、たぶん杏の環境が他人事で共感する要素がないから。

桐野記者の “ 正義 ”←記者としては当たり前だし、もちろん多々羅刑事の悪事はあるにしても、彼女の支え “ 薬物からの脱皮 ” にはなっていたのに非常に残念だ!

毒母を殺すより自身を殺す杏の優しさに合掌👏次は良い環境に生まれてきてね🌈

河合優実の演技は凄かったけど、新作『ナミビアの砂漠』は鑑賞予定ありません。

鑑賞後、ラーメン食べました🍜😄👌

『あんのこと』54/2024
ほわいとりりぃ

ほわいとりりぃ