トニー・レオンの演技が素晴らしい
一見小柄で優しそうに見えるのだが、殺気と目の奥で何かが光る恐ろしさを感じる
ワン・イーボーの役柄に対する印象は淡白なものだったが、終盤から伏線を一気に回収し、全くの別人に見えてきた
日本人の「自分は他の日本人と違って、戦後は中国人に歓迎される」みたいなセリフが怖かった。この思想はまさに日本人っぽいので…共感性羞恥を覚えた。
中国人から見たら、日本人は日本人。である。
日本人として、日本人の加害行為をエンタメとして消費するのは、恐ろしいことのような気がする。
抗日映画というジャンルがあること、加害をした側の国であることを、しっかり受け止めたい
