共産党プロパガンダ臭がなあ。
この一年ぐらいちょうどこの時期を描いた長い小説を読んだ。池澤夏樹「また会う日まで」小川哲「地図と拳」松浦寿輝「名誉と恍惚」の3作。
特に“名誉と恍惚”とは時代も場所も重なっている。上海から香港で終わる所も。あと資料室で新聞を読むシーンも重なる。こっちはスパイじゃなくて後にスパイ容疑をかけられる事になる警察官だけど。
これらを読んですぐだからついていけたけれど、素の状態だとどうだったかなあ。
時代背景と起こった事件については知ってるよな?って感じで進む。しかもダブル、トリプルスパイでややこしいのに、時間軸が行ったり来たりも忙しい。
日本語も字幕が欲しかった。森博之さん、滑舌がイマイチで聞き取りにくかったです。
じゃあつまらなかったかというと、そういうわけでわない。ちゃんと最後まで集中して観られたよ。