この世は、喜劇なんて言うけれど、
結局、現実は映画じゃないし、ドラマじゃないんだよ。
2時間で終わらないし、死ぬまでっていう永遠に基づくし、多々、自分のためにすらならない。
でも、この世は、
ピンク映画ではありうるのだ。
リアルワールドイズピンク。
ディスイズアダルトコーズ。
しかも、永遠に終わらないのだ。
サイコーだぜ。

きてくれ、頼む。あさみさん。
普通って何？
夢だったのかも。
1番とか、ないのよ。
ふさわしくなくても、欲しければ奪えばいい。
おれには、あさみと虚空があればいい。
あと、真っ赤な服もあればいいな。
無造作に寝転んで、天井を見上げたまま、頭を並べて、認識論じみた人生について語り合う。
なんか、庵野秀明みたいな若々しいシーンがあって笑ってしまった。
絵だけ見れば、ナルト対サスケのラストシーンのやつね。

山岸逢花、現、山岸あや花さん。
唇がすげていい形してるんですよね。
ハリもあるし、存在感があるのに、信じられないくらい薄くて滑らか。
ぷくっとした顔。ツンツンって声に出しながらするツンツン。カンフーに興じる姿。
素晴らしい。ファン骨抜き。
結局、女性同士の絡みの方が、ピンクの条件として画面映えはしますね、流石にね。綺麗ですよ。
当てあったり、触れ合ったりするわけですから。
なんやかんやで腰振ってるだけのシーンとは訳が違いますよ。
でも、にしても、
そこに至るまで、焦らされたなあ。
よく頑張ったよ、俺たち。

全編、山岸逢花の魅力だけで構成されている。
なかなかの数の人間にとっては、悪い意味で、になっても仕方ないかもしれないぐらい。

あなたは、自分のことがわかるなんて、いいね。みたいな、セリフがあるわけで、これは、どう考えても無知の知なんですけども。
普段がボケっとしてるが故に、常人が届かない場所から言葉を掘り当てる。
全てが計算かもしれない。
いやおそらく、そう。
恐ろしく賢い女性。
能ある鷹は爪を隠すのだ。
議論や喧嘩は馬鹿に任せりゃいい。
選挙はみんなで行きましょうね。

山岸さんを堪能させる心意気やよしなのですが、感謝もしていますが、そういう方向性ならば、あえて言わせてもらうけど、もっとちゃんと、尻出さないとダメでしょう。

福田ももちゃん、ビール入れるのめちゃくちゃ下手ね。

これはもうなんも言うことないや、そう思ってしまう。昨年の『さあやとこはる』は良かったような気がするだけに現状、続編を観ていないので今年の高原は合わないと感じずにはいられない。

人たらしなどという言葉があるが、あの顔を押さえて口をとがらす表情などはそれを感じた。カンフーを入れてみるのも含め工夫もわかるのだが何も良いと感じるところはなかった。