無差別イイネは咒殺

キック・ミー 怒りのカンザスの無差別イイネは咒殺のレビュー・感想・評価

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初日に駆けつける。
殺風景と言うのも贅沢なくらいに撮れ高に乏しい街の風景が良い。
平然とサブマシンガンを携帯する西部劇状態の治安の良さに、人糞ドラッグという名産品、街をふらつくのは3本足の犬たち。
カンザスから世界を元気に!というメッセージ溢れる一作!

血のシャワーを浴びた主人公のおっさんの赤く染まったお尻が、ツルツルに輝いててキレイな所に菊千代みを感じた。が、主演の方がまさかの七人の侍における三船敏郎を意識していたとのことで衝撃。そして殺し屋1脚本の佐藤佐吉を「佐藤センセイ」って呼んでて、言語の壁を超える友情を感じた。

そしてお土産までもらってしまって丁寧な方だなァと思ったが、ジェンケムって人糞ドラッグじゃねぇかよ!
カワサキシティカワサキでは銃撃戦は無いので、ほんと銃社会じゃなくてよかったと思った。