小原ブラス

グレムリンの小原ブラスのレビュー・感想・評価

グレムリン(1984年製作の映画)
3.8
梅雨明けだ!夏だ!クリスマス映画だ!
ということで真夏に冬の映画を観て涼みたくて久々に観賞。

アメリカ版チェブラーシカ兼ポケモン。

【モグワイを飼うための条件】
・光にあてない。
 (映画の明るい光はOK)

・水をかけない。
 (ビールはOK、雪もセーフ)

・午前0時をすぎたら餌をあげない。
 (朝は何時から餌あげていいんだ!?)

まあこんな感じで設定が曖昧だけど、細かな振りが後半に効いてて、モグワイという生き物の設定以外はよく出来た映画だ。

キャラデザインが絶妙で最高。
ギズモかわえぇ。なんなら、進化後の悪グレムリンも可愛いのは自分が爬虫類好きだから?

最後ギズモを引き取りに来た中国人爺の言葉が映画のテーマ。
「自然の摂理を踏み躙ってでも楽しもうとする。人間は愚かじゃ。」
進化後、好き放題タバコ吸ってビール飲んで悪さするグレムリンはまさに自然の摂理を逸脱した現在の人類の姿じゃないか。


それにしても、1番弱そうに見えた母強すぎん?
1匹はミキサーでミンチにしたし、1匹はナイフでメッタ刺し。もう1匹は電子レンジでチン殺害。
この母ちゃんが1番こええよ。
小原ブラス

小原ブラス