Jimmy

コーマのJimmyのレビュー・感想・評価

コーマ(1977年製作の映画)
3.5
ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド主演の映画なので観てみたら、医療サスペンス映画で、なかなか面白かった!
個人的に、ジュヌヴィエーヴ・ビジョルドという女優の名前は、映画を観始めた頃に知ったので、なんか思い入れあり。デ・パルマ監督作品『愛のメモリー』の試写会の際に憶えたのだから、だいぶ前…(笑)

さて、この映画、とっても面白くて、ボストンにある大病院を舞台にしたサスペンスであり、ジュヌヴィエーヴ・ビジョルドは女医の役。

物語は、スーザン(ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド)の執刀シーンなど含めて普通の外科医療から始まり、スーザンには恋人マーク(マイケル・ダグラス…若い!)が居た。
二人は喧嘩したり、仲直りしたりしている。
ある時、スーザンの親友女性が不倫で妊娠してしまったため堕胎手術を受けることになった。通常は危険度は低い手術のはずなのに、堕胎手術を受けた親友女性は植物人間になってしまった。
このことに疑念を抱いたスーザンはカルテから病理検査結果などを調べて行くうちに、執刀医や病名などに関係なく「第8手術室だけで手術失敗、植物人間になる人が発生しており、それらの人々がジェファーソン研究所なる所に送られていること」を知る。
また第8手術室の秘密を探り、無線によって一酸化炭素が送られることが出来ることも知る。
そして、ジェファーソン研究所に侵入してみると、なんと植物人間にされた人たちは、臓器売買のためにそういう状況にさせられたことも判るが、真実を知りすぎたスーザンに殺し屋が迫り来て……
という流れの物語になっていく。

テンポ良く見せてくれるドラマなので飽きることなく、ハラハラしながら観られる映画であった。

こういう映画も良い。
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