ダンクシー

ビーキーパーのダンクシーのレビュー・感想・評価

ビーキーパー(2024年製作の映画)
4.0
「法律が役に立たない時は俺の出番だ」

今のところ、今期ベスト(始まったばかりなので)。2025は、幸先が良さそうだぁ〜!
敵に回したら世界一怖い男こと、我らがジェイソン・ステイサム。ステイサムの無双にのみ特化し、それ以外の説明を一切排除したとんでもない映画。男が好きなやーつですよこれは。予告編のナレーションで"平穏に蜂を飼育する養蜂家"というあまりにも壮大な前フリをされててクソ笑った記憶がある。本編では平穏パート一瞬だったけど笑
実はこの人…だった系の王道な設定。笑えるのが、ステイサムは全くオーラを隠しきれてないところ。実はも何も一般人な訳がなさすぎてオモロい。突破不可能と思われるシチュエーションを見事に1人で攻略していくもんだから、人間殺戮兵器とはまさにこの人の事だろうな。ジョン・ウィックとかジェイソン・ボーンとかロバート・マッコールよりも恐ろしい最強人物でしょこれ…。
FBIもCIAも特殊部隊も巻き込んだ壮絶なバトルアクション。いやいやこれはさすがに勝てへんやろって思っても、それでもステイサムなら絶対ぶちかましてくれるっていう安心感と期待が常にあるのが良いよねぇ。

「今から3つ数える」
「123 代わりに数えた」

アクションに力をいれてるから、復讐劇のストーリーはかなり安直で中身が薄い。ツッコミどころ満載すぎる仕上がりになっていた。しかし想像以上に金かけててオモロかった。かけすぎでしょマジで。無駄すぎると思いますよさすがに…。
それと、敵がどう強いのかが分かりにくいのと説明不足だったのが惜しい印象。ビーキーパー自体の背景説明が皆無だったのが仇になってたからか、主人公にも何かしらの得意な戦闘方法とか秀でた能力が欲しかった。全体的に、ステイサムだから強すぎても許されてる感は否めない。正直自分も、これがステイサムじゃなかったらバカバカしすぎて観てられなかったと思う…笑

法律か正義か。法律を破ってでも、弱者を騙す卑劣な悪を叩きのめす正義は必要かもね。存在すればだけど。
ダンクシー

ダンクシー