にきまる

九十歳。何がめでたいのにきまるのレビュー・感想・評価

九十歳。何がめでたい(2024年製作の映画)
4.2
本は読んだことないけどタイトルは何度も目にしてて気になってたんだけど、草笛光子さんが主役って聞いてすごく見たくなって鑑賞。
歳を取ればとるほど世間のお荷物的な存在で最近では老害なんて言葉もあったりするけれど、高齢者は人生においての圧倒的先輩であり、経験値は尊敬に値すると思ってる。ただ…要介護の人々が多い中、あんな風に元気に過ごせるご老人はほんと貴重な存在だと思う。
人と関わること、好きなことをすること、文句を言うこと(笑)、生きる原動力を見つけ日々の活力に出来るご老人はほんと元気!
本人にしてみたら、確かに「何がめでたい!」って思うのかもしれないけど、命は有限であること、その命をどんな風に使うかで人生が良くも悪くもなって行くのかなって。そのためには関わって行く人も大切にしなきゃいけないんだろうなって思った。
最後はウルっとしちゃった。面白かった!!
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