『虎に翼』で『光る君へ』じゃん!
吉田喜重の『エロス+虐殺』と比べると個別な感情より社会をまなざした感じ。テレビドラマ発の企画として丸くなった感じだけど、『エロス+虐殺』では描かれなかった史実のや…
女性だけではなく、弱者に寄り添い社会に立ち向かった伊藤野枝。
当時あった独特の思想の強さ故の病み気質なところとか、恋愛の価値観とかに若干引きつつ、ありのままの彼女の波瀾万丈な人生に心が動かされました…
伊藤野枝についてこれまでの認識では資金援助をしてくれた許嫁の家を蹴り、辻を学校から退職させ青銅社をらいちょうからもぎ取り、辻を捨て大杉を独り占めしたとんでも才女といった印象だったけど、女性運動の先頭…
>>続きを読むNHKでドラマとして放送された作品を、映画用に再編集した一作。
ドラマを映画に編集し直した作品や、人気ドラマの続編を映画にしたような場合だと、特有のテレビらしさというかチープさのようなものが残りがち…
このレビューはネタバレを含みます
「国籍年齢性別にかかわらず学ぶ権利を大切に生きていきたい」と確信させられた。
野枝&栄カップルが学校で習ったおぼろげなイメージより「まとも」に描かれており、事実を鑑賞後改めて確認したくなった。
結果…
このレビューはネタバレを含みます
ドラマの存在を知らず、これがドラマの再編集版だと知らずに見たので少し悔しい。
そのため少し駆け足な印象があったけれども、伊藤野枝の生涯を映画から知ることができた。
現代、女性の社会進出が進み、女性の…
原作で感じた逞しい野枝さんとふわふわとしたイメージの吉高由里子がどうしても重ならないなーと思ってたけど意外とよかった。
国があることが当たり前で、国には従わなければならない、抗えば傷つけられる。
…
©風よ あらしよ 2024 ©村山由佳/集英社