彼⼥たちの⼈⽣の千年の孤独のネタバレレビュー・内容・結末

いい話ってだけ。
公演直前、痛み止めを飲みながらストレッチをするシーンは痛みで顔をしかめる芝居ではなく、痛みを表情に出さないほうが良いのでは。
そうまでして姉が本番に挑むのは、自分の夢のためでもあるが、腰を痛めたのは妹のせいではないと自分に言い聞かせるため。しかし直接の原因は妹なのである。後半、妹のせいでは無いと思うのではなく、それはそれで事実として受け止め、許していく。そんなふうに感じた。
あと、父が母にした事を姉妹に告白するシーン。回想で処理されるが、多少説明的になったとしても、あれは父の発する言葉とそれを受け止める姉妹を描かなければ全く意味がないだろう。
主人公の目線カットもいまいち乗れず。
公演直前の楽屋のバレエダンサーたちの肉体を映すシーンが一番良かった。
ナストカを演じたpaulina pytlakは素晴らしかった。