ワンダフルデイズモーニング

La paresse(原題)のワンダフルデイズモーニングのレビュー・感想・評価

La paresse(原題)(1986年製作の映画)
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いま読み進めているトーベ・ヤンソンの短編集にかなり近い感覚をおぼえた。
トーベヤンソンは短編を素描というしすぐ小説の中に「素描」って言葉が出てくるがアケルマンのこれも素描である。無気力さをスケッチしている。

トーベヤンソンにせよアケルマンにせよ、作品は眼で見ながらにして、触覚を喚起せしめられる。二人とも乾いていて、冷たくて、硬い……