ふぃる

マイノリティ・リポートのふぃるのネタバレレビュー・内容・結末

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

2021年1月3日、「こんなにゆったりしたお正月は初めてだわ」と思って観ようと思ったらあまりにも長かったので録画。
結局ずいぶんと観るのが遅くなってしまった。

2002年の映画だけど、2054年の話。科学や物づくりの分野はものすごく進歩したけど、網膜照合で監視されまくる社会になってる設定だった。便利より恐怖が勝ちそうな社会になってた。あと二十数年であんな社会にまではならなそうだけど、なってたら絶対嫌だなぁと思う。

特別な人たちの予知能力を使って、この人は○月○日○時○分に人を殺すからその前に捕まえる。だから殺人事件は無くなる。て、でもまだやってもいない犯罪で捕まった人の人生はどうなるんだ?踏みとどまるかもしれないのに。だからあんなシステムはきっと実際には作れないし、残念ながら殺人事件は無くならないだろうと思う。

人を殺める方法は色々あるんだろうけど、銃は人を生かすことより殺めてしまうことの方が多いんだから、一般社会から全ての銃が無くなればもう少しマシな世の中になるはずなのに、一度普及してしまったら、やっぱり戻れないのかな。人間て猜疑心の強い生き物だから。なんとも残念だわ。
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