たかすぎ

マイノリティ・リポートのたかすぎのネタバレレビュー・内容・結末

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

今日はトム・クルーズの誕生日らしいので彼の作品を観たわけ
58歳かぁ😃

2054年の近未来な世の中を堪能できる
今、2020年だけどあんなハイテクな乗り物も警察犬代わりの電子蜘蛛チームもまだいないね

すべての犯罪を予知して先回り逮捕が可能になったシステムの導入により、ワシントンD.C.の犯罪が90%減少して殺人の無い平和な社会に🍀
そして近々全米に導入していこうとしてるんだけど
そんな素晴らしいシステムを代替品も無いままたった三人の生身の人間が支え続けるのはアナログじゃない?
そもそも、予知夢見続けさせられる側もまだ何もしてないのに逮捕される側も人権問題
それにしても、あの溶液に6年も浸かっててよくふやけないなぁ🤔
彼等の排泄問題も気になりつつ

計画的殺人だと茶色、衝動的殺人だと赤色の球に加害者と容疑者の名が記されて排出される
犯罪予防局チーフを勤めるジョン・アンダートンが、予知夢の映像をクラシック聴きながら画面上で操作するプロファイリング業務がなんとも優雅でいい✨

そんな彼にはプライベートで深いトラウマがあり、時に薬に頼りがちな日々を送ってたり
警察がヤクの売人から買っちゃダメでしょ😟

ある日司法省の調査員ダニー・ウィットワーが犯罪予防システムの粗捜しにやってきてから、ジョンの立場が一気に危うくなる

それはもう、転がり落ちるようにチーフから容疑者へ😳

テンポが良いので2時間枠作品でも飽きずに楽しめた
元同僚や部下達に追われる元上司
あの嘔吐棒、使ってみたいw
素性確認で人々は日頃から網膜走査されるんだけど、スパイダー達の完璧な追跡力に脱帽した
氷風呂沈んでても、わずかな二酸化炭素で察知されるんだなぁ
どこに潜んでも絶対逃さないスパイダー達が良かった

しかし両目を他人のと入れ換えるのはいいけど、あんな胡散臭い医者によく任せたなw
ずっとその後ビニール袋に自分の大切な眼球入れっぱで持ち歩いてたけどヤバイよね?常温はヤバイよね?
後で元に戻すって言うなら尚更冷凍だよね
網膜走査時に素手で袋から出すわしまいには路上に転がってくわ🤣でお笑いシーンも要所要所あったりする

2002年でVRサービス店舗の発想もうあったんだね
好きな映画俳優とセックス出来るVR体験オッケーなのに、部長を殺せるVR体験は駄目なのが残念だw
あの人二回言ってたよ余程腹に据えかねる部長なんだよやらせてあげて欲しかった

ハメたハメられたのターンが二回ある
前半はトム・クルーズとコリン・ファレルのガチンコと思わせておいて、中盤からそんな単純な話じゃなくなる
真実を暴こうとしたら真犯人が長年潜んでいた事実に気付く
職場とは戦場で、常に殺るか殺られるかの最前線ってのを痛感する作品
同じ椅子に長居すると人は腐るよね😕

今作のその後はドラマ版で観られるみたい
たかすぎ

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