kazマックスグローバーレッド

ゴーストバスターズ/フローズン・サマーのkazマックスグローバーレッドのレビュー・感想・評価

3.7
前日に同時鑑賞会でアフターライフのほうを再鑑賞したのでおさらいはバッチリ。正直、ポッドキャストやラッキーのキャラなんて前作を再鑑賞するまで忘れてたわ。

前作の舞台は田舎だったので本来のゴーストバスターズ感がなかったのに対して今回はゴリゴリのニューヨーク、これでこそゴーストバスターズ!
しかも第一作でハロルド・ライミス扮するイゴン・スペングラーと口論してたウィリアム・アザートンが再登場して今度は孫娘のフィービーと口論してるじゃないですか。こういうサブキャラの再登場は往年のゴーストバスターズファンとしては嬉しい限り。ウィリアム・アザートンは『ダイハード1&2』でもサブキャラ再登場してる信頼と実績の役者さんだ。

そして思いのほかダン・エイクロイドが長尺の見せ場があって嬉しいな。図書館でのアレもやってくれて。前作『アフターライフ』から2000年代初頭の『エボリューション』までちょいちょいスクリーンでは見るんだけどいつもちょっとしか出てこないんでね。

新旧ゴーストバスターズの面々が揃った画ヅラは何だか『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の新旧メンバー勢揃い感があったんだけど、だったらリック・モラニスも入れてやりなよって思った、『2』ではちゃんと正規メンバー入りしてたんだから。

あと、小っちゃいマシュマロマンが異常増殖して悪さするのは『グレムリン』みたい。憑依を繰り返して物から物へ移動するポゼッサーも『グレムリン2』に出てきたテレビや電話を乗っ取って移動するエレクトリックグレムリン感あったし。

そう言えば1984年の冬は日本では『ゴーストバスターズ』『グレムリン』『ゴジラ』の「3G」興行戦争が繰り広げられて、昨年から今年にかけては『ゴジラ』と『ゴーストバスターズ』やったんだからそろそろ『グレムリン』も続編かリブートやらないのかね。でも当のジョー・ダンテ監督は『グレムリン』より『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』のリブート版やるみたいで。だったらそこでもやっぱりリック・モラニスの再登場は期待したいね。

まぁそんなこんなで今回のゴーストバスターズは面白かったです。