「アフターライフ」が思いっきり
ジュヴナイル的＋同窓会的な雰囲気だったのに対し
今作はかなり往年の「ゴーストバスターズ」風になった印象。
なので結構色んな所が雑。
そんな理由でトラブル起こしちゃイかんでしょで
そんなバカななトラブルが起こったかと思いきや
何の苦もなく解決し
結局このくだりって要る？という展開がしばしば。
特に痛いのは主人公のフィービーの成長譚として
かなり弱い。
「スパイダーバース」よろしく
壁越しの父親の声は聞いてこその成長じゃない？
大きなミスをおかしてなんか流れで何とかなった感が強い。
単純に人が多すぎるのも問題で
結局それぞれに見せ場を作る関係上
それぞれの深掘りが表層的になってしまい
持て余しているし見どころもバラけてしまっている。
どう考えても何人かいらないキャラいたしね。
とはいえ相変わらずマッケナグレイスは可愛いし
なんか楽しい映画を観た感もあるし
「ゴーストバスターズ」ってそもそも雑な映画だよなとも思うので
そんなに期待感高くしなければ全然アリ。
ある意味「アフターライフ」が異質作だしね。
ところで今回初めてScreenXというものを体験したが
アレ結構ノイジーな印象。
もう少し真ん中側の席に座れば良かったんだろうが
ちょっと端寄りだったので真ん中スクリーンとサイドの
繋ぎ目が合ってないのがちょっと気になる。
