とみきち

ゴーストバスターズ/フローズン・サマーのとみきちのレビュー・感想・評価

3.6
フォーカス当てたい登場キャラがちょっと多いかな。テーマを絞れ。
オープニングシークエンスは文句なし。

旧作のキャラが好きだし言いたくはないが…前作に続き出演してくれるのは嬉しいが、旧作ファンに寄り添いすぎかもしれない。
今後新キャラをメインに移行していくつもりなら主人公を明確にしておいた方がいいかもしれない。

本作はポールラッドの出番が増えたためアラレちゃんの主人公感が減りボヤけた印象。
そのマッケンナグレイスも美しくなりすぎてもっと弾けたマッドサイエンティストのテイストが欲しいところ。

消防署以外にも本部を設置したのは必然なようで更に余計な登場キャラを増やしてしまうため全体がボヤけた印象を強くした気がする。
本部のキャラ2人は多分要らない。本部のシーンを丸ごと削るとストーリーが破綻するため難しいのかもしれないけど、キャラは嫌いじゃないがファイヤマスターの件のせいで更に余計なストーリーを割くことになりダラダラした展開が続きフラストレーションは溜まる。

こいつを出すくらいならリックモラニスを再登場させてトラブルメーカーにしてしまえば旧作ファンとしては喜ぶ。

それなりにゴースト達が暴れてそれを脳筋で街を破壊しながら退治していくゴーストバスターズの醍醐味は観れたとは思うので悪くはないけど、不満は残る作品になってしまった。
とみきち

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