とにかく重厚。ヒト、モノ、カネのリソースの投入量が想定外で度胆を抜かれる。バックダンサー含めたパフォーマンスはもちろん、衣装、舞台セットや小道具、演出も考え抜かれた隙の無さ。大掛かりな舞台セットを3組用意して設営と解体を繰り回してるというのもびっくり。そしてこれまた計算され尽くされたカメラワークで収めていくというまさに総合エンターテイメント。これをライブでやってるんだから映画制作以上にプロの仕事なのでは。
そして観客の熱量もすごい。チケットは10万以上するらしいから当然と言えば当然なんだけど、なんとなく来ている人なんていなくて、え舞台に上がらないの？ってくらい服装も皆気合い入ってる。
映画作品としては長尺な上、ストーリーらしいストーリーもないので常にハイテンション、高エネルギーをスクリーンから受け続けて正直しんどい。永遠に続くのかと思ったけど終わってよかった笑
細かな演出やバックグラウンドのストーリーも観られて、自分としては7万人のうちの1人として観るよりも楽しめたと思う。
