一作目、最初はストーリーがあまり入ってこなかったけど、その後アマプラで復習したうえで鑑賞。なるほど、そういう話だったのね。
観終わってみると話としてはそんなにビックリ展開もないし、魔法のような超常現象もほぼ無し。それどころか戦闘シーンでは当然に作れるはずの銃も出てこないし、決闘文化(騎士道/武士道)があったりとわりと古風でオーソドックス。
宇宙船が飛び交うハイテクと、呪術や血族、怪物への畏怖といったプリミティブが交錯。異文化らしさをイスラムをモチーフに表現するって、時節柄大丈夫?とも思ったりもしたけれど、何より一作目に引き続きの映像美、音響効果、そして建物、乗物やガジェット類、衣装に至るまできめ細かく作り込まれたデザインと完成された世界観にウットリ。
何もかもSF的でヴィルヌーブ監督らしさを堪能でき大満足。
何となく続きがありそうな終わり方。
同じようなSF大作としてはスターウォーズがあるけどディズニー傘下でお子様向けコンテンツに成り下がったので、DUNEはこの先のシリーズ化を期待したい。