Akirajiisan

コンテイジョンのAkirajiisanのレビュー・感想・評価

コンテイジョン(2011年製作の映画)
3.0
悪いウィルスのパンデミック映画は、これまでもいくつも見たが、この映画が一番、現実味がありました。
これまで見た映画は、勿論、エンターテイメントの映画だから、恐怖感やら科学者へのヒーロー感などが、半端なかったですが、この映画では、その恐怖を、淡々と見せていて、逆に見入ってしまう。
感染の様子、感染者の症状や、患者への扱いなど、実際に今現在、コロナウィルスの渦中にいるだけに、実際にTV報道で目の当たりにしているものが、画面に出てくるので、思わず見入ってしまった。
出演者も、大袈裟な演技も抑えて、淡々と演じています。
ワクチンの開発工程や、接種状況は、かなり簡略化されて描かれていて、ちょっと物足りない。
「アウトブレイク」みたいに、状況が破滅的にもなって無いので、正直な表現なのでしょう。
ウィルスが収まってない現在、興味深く鑑賞出来ますよ。
Akirajiisan

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