ずっと見たかった映画
月川監督で、医療系で大泉洋さん主演なんて良い作品だろうなって思いながら見たけど、本当に良かった。
心臓病、余命って聞くと泣ける系の映画かなと思うけど泣けるだけじゃなくてどこか前向きで家族愛の話だった。
じゃあ、次はどうする？が家族の合言葉で誰も父の事をできないと思っていないしむしろきっと何となる、やれると思っているところが素敵。奥さんなんてそもそも3人の子供を育てて入退院も多いのに仕事もしてなのに夫がやることを支えるだけじゃなくて実際に自分も一緒にやっているところがすごかった。きっとこの奥さんなしではこのIABPカテーテルはできてないんじゃないかなとも思うくらい。
医療における派閥や進みにくさはもちろん莫大な費用がかかることもあるけど人の命がかかっているからこそきっと複雑で。どうしても事例件数やその背景、歴史が信用に繋がってしまう。
みんなきっと同じ命を救いたいという思いはあるのにそれを同じ熱量で信念で継続することって難しい。IABPカテーテルの営業しているシーンもあったけどやっぱり作り手、売る側の信頼ってすごい影響するんだなって思った。
泣けるだけじゃなくて前向きになれる素敵な映画だった
