このレビューはネタバレを含みます
夏休み中の中2と小4の息子達と鑑賞。
2人とも楽しんだようですが、大人の目から観ると「うーん…」といった感じ。
期待していた笑いの面も、ストーリーの説得力も、歴史上の偉人達ならではの小ネタも浅め(薄め?)で、物語へ没入できませんでした。
大衆のいかにも“愚民”っぷりな描き方がわざとらし過ぎたせいかもしれません。
ただ、ひょっとしたら「反対ばかりで代案を出さず」「議場で居眠りする」ような政治家達の中から嫌でも誰かしらを選ばざるを得ない、その選択肢の無い現実を改めて突きつけられ心底、冷めてしまったせいかもしれません。
この映画が、若い人や子供達に「自分に期待できる」世の中を自ら作るきっかけになればいいなと、傍の我が子たちを見ながら強く感じました。