y

ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突のyのネタバレレビュー・内容・結末

-

このレビューはネタバレを含みます

ちょうどいいスケールでブレーザーの劇場版って感じ。
「親と子」の話をしている時のブレーザーの事が結構好きなので、なかなか気に入った。(思い返すとソンポヒーローも擬似親子じみた話ね)
基本的には隊長父子と社長父子とを対比しつつ、社長の子どもとエミ隊員もどこか鏡写しになっているように思えた。アオベ父もエミにあまり構えていなかったようだし、もしかしたら父は父同士、子どもは子ども同士で対比する作りになっているのかもしれない。最後に社長父子が抱き合うのを最後まで見つめていたアオベエミに感動。

総尺76分で総集編パートも結構あって、なんか端折りまくれば30分の前後編、もっと無理すれば1話分で収まりそうな話でどうした?って感じもある。
あとニュース画面擦りすぎ、平成ガメラやりたすぎ罪で逮捕!
ゴンギルガンの名前にひっかかりを感じていたが、本編中の名付けの経緯を見て納得。
合成怪獣でもあるんでスーツの造形に色々見どころはあるものの、ソフビが小さいやつしか出てなくて残念。今度大きいの出してね。
というかガキのわがままのせいで貴重な宇宙怪獣のサンプル爆破されてるの大丈夫かな

国会議事堂をちまちま壊す特撮に、今の円谷に出来る事の規模を感じさせられ、涙。

キャストがそれぞれの役として話す舞台挨拶付きの上映だったので、蕨野さんがヒルマゲントとして「ゴンギルガンを倒すことへの葛藤もありながら、やはり人類を守るために退治をしなければならない」と仰っていて、その心境を踏まえて演じてくださっている事はありがたいのだが、今回そこは描けてなかったよなと思うなどした。
y

y